最近、下地処理剤について考え方が変わってきたかし…。

スー兄(にい)やん

2010年09月04日 15:51

どうも。

新商品ではないけども、今まで良しとして来た事が…。

待てよ。こういった考え方も、ありなんじゃない?って事ってない?

あんまりないか…。

でも、あるです…。


Rethinking にいです。


先だっての話し…。




下地処理剤について、再考してみました…。

にい的に、下地処理剤は、下地の躯体に強力に密着して、その次に来る

防水層が、順当に施工できて、極力安価なものがいいと思ってました…。

たとえば、RC造のマンション改修の場合で…。

既存防水層が、ゴムシートで新規防水層をウレタン系塗膜防水で行うと仮定する。

セオリー通りだと、まず、既存防水層を全撤去します。

その次に、下地処理がくるんだけど…。

この時に、通常だとカチオン系の下地処理剤…。簡単に言うとセメントみたいな

トロトロのやつを、下地のコンクリートに塗るんです。

で、下地を平滑に仕上げるんだけど…。カチオン系下地処理剤は、あくまでも

下地に密着して平らにするだけの物と考えてた…。



ところが最近、エポキシ系樹脂とカチオン系樹脂をハイブリットさせた下地処理剤も

いいんじゃないかしら?って、思うようになってきた…。

なぜかって?

なぜかというと、下地への密着性は当然問題ないんだけど…。

機能性かな。

これだけで、仮防水になるのね…。急な降雨にも即時対応できたり…。

一番の、メリットは、その日のうちの施工なら、ウレタン防水のプライマーが

必要ない…。そのまま、ウレタンを流せます…。

考えてみたら、こっちの方が1工程省けるわけで…。

防水業者さんからすると、お得感が得られるんじゃないかしら?

多少、材料が高価であっても、人工と手間を省けるほうが、よっぽどいいかし…。

なーんて、最近思うのね…。

まあ、業者さんがどちらを選ぶかは、分かりませんけど…。

説明は、しといたほうがいいかし…。

関連記事